日々の分岐
毎日、同じような日を送る。
同じようなことをして、同じような所に行って、
同じようなことを考えて1日が終わる。
しかし本当は、自分が望めばどんな日にでもできるのかもしれない。
確かに人間は差がある。自分の持っていないものを持っている人たちばかり。
youtubeなんかもこれは自慢大会ではないかと思うこともある。
人は華やかな方ばかり見て、誰も自分のことを顧みない。
しかしたぶん誰もが、何か持っているものがあるのに気づかず、
サーカスの象につけられた小さな足かせのような、幻想にとらわれて生きているのかもしれない。
不毛な人生をよしとしているのは、ほかならぬ自分なのかもしれない。
そんなことを、不毛な日の終わりに思うのであった。